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猫背とは?

猫背とは?

猫背と聞くと『背中が丸まった姿勢』をイメージする人が多いと思いますが猫背は俗称ではっきりとした定義はありません

定義が曖昧ということはしっかりとした診断・分析が出来ないということ。猫背とは身体のどこがどうなっているのか?具体的に猫背を説明できる専門家はそこまで多くはありません

当院では下記の3点のいずれかの状態を猫背とし、さらに4つのタイプに分けて考えています

  • 胸椎の後弯
  • 肩が前方に出る
  • 頚椎の前弯・後弯

それぞれざっくりと説明していきます

胸椎の後弯

胸椎とは背骨の胸の高さの部分で正常な状態では少し後弯しています。この後弯が大きい方を猫背とします

肩が前方に出ている

本来の肩の位置は立った時に、耳・膝・くるぶしの直線上に存在します。肩の位置が耳・膝・くるぶしの直線上よりも前に位置している場合を猫背とします

頚椎の前弯・後弯

頚椎とは首の骨をいい正常であれば少し前弯しています。この前弯が強い、または逆に後弯している場合を猫背とします

自然界凸凹の法則

背骨はS字に弯曲しバランスを保っています。この弯曲の何処かが増大または減少あるいは消失さらには真逆の方向に弯曲してしまうと他の部位も弯曲してしまいます

猫背の4つのタイプ

当院では前述した通り、猫背をさらに4つのタイプに分けて考えています。具体的には下記の4タイプです

  • 円背型猫背
  • 前肩型猫背
  • 顔出し型猫背
  • 首無し型猫背

名称だけでもどんな状態が想像がつくかもしれませんがそれぞれ説明していきます

円背型猫背

背中が丸まってる形の猫背です。医学的には胸椎(背骨の胸の部分)の後弯が強くなっている状態です

起きやすい症状

肩こり、腰痛、背部痛、胃腸の不具合など

前肩型猫背

肩が前に出てしまっている形の猫背です。

起きやすい症状

五十肩(四十肩)、肩こり、胸郭出口症候群など

顔出し型猫背

顔が前方に出ている形の猫背です。

起きやすい症状

首の痛み、肩こり、頭痛、顎関節症など

首無し型猫背

肩が上がった状態で首が短く見えてしまう形の猫背です。

起きやすい症状

重度の肩こり、首の痛み、頭痛

猫背の原因

猫背について説明をしましたがこれらは何故起こるのか?原因は大きく3つあります

  • 日常生活の姿勢
  • 胃腸など内臓の不具合
  • 心理的要因

日常生活の姿勢

猫背のほとんどは日常での不良姿勢が原因です

特にデスクワーク(座った状態でのお仕事)の方は椅子や机、パソコンの位置や高さ、角度といったちょっとしたことで姿勢が悪くなってしまうので細心の注意が必要です

他にも下を向いての作業が多いお仕事やスマホ・ゲーム・本などを長時間見る方は偏った姿勢をとってしまうことが多く猫背に繋がることもしばしば・・・

特に近年ではスマホの普及率やゲーム時間の増加に伴い、若いうちから猫背に悩まされている人が多くいます。中には小学生のうちから猫背なんて方も・・・

胃腸など内臓の不具合

胃腸や婦人科系疾患、肺・気管支、心臓といった内臓系のトラブルが原因で猫背になってしまうこともあります

内臓の不調により症状があると痛みを和らげようと自然と前かがみになってしまいがちです。その前かがみの状態が長期的に続くと猫背になってしまうのです

心理的要因

心理的に辛い状態になると自然とうつむいた状態になってしまい、これが猫背の原因となってしまうことがあります

また『自身がない』『目立ちたくない』といった性格的な問題から縮こまった姿勢をとってしまう方も多く、そういったものが猫背を惹起することも少なくありません

猫背の症状

猫背は正常なバランスのとれた姿勢とは異なり不安定な状態です。アンバランスの状態では身体に負担がかかり筋肉が緊張して硬くなってしまいます

そして緊張した筋肉が身体の各所に悪影響をもたらしてしまう・・・といったことも少なくありません

  • 肩こり・首こり、頭痛
  • 腰痛や背部痛
  • 自律神経による不調
  • 内臓・婦人科疾患など
  • スポーツ障害・パフォーマンス低下

上記の様な症状があって猫背が気になる方はもしかしたら猫背が原因なことがあるかもしれません

肩こり・首こり、頭痛、背部痛

猫背では頭の重さが前方にかかるためそれを支える肩や首、背中の筋肉が緊張してしまいます。緊張状態が持続すると肩こりや首こり、背部痛を引き起こします

また頭痛の多くは『筋緊張性頭痛』といわれ、肩や首の筋肉の緊張から、頭の血流が悪くなってしまうことでこめかみや後頭部に頭痛が現れます。つまり猫背が原因でも頭痛は起こってしまうのです

腰痛

猫背の人の大半が骨盤の歪みやズレを伴っています。骨盤が歪むことで腰椎(腰の骨)に負担がかかり筋肉が緊張し硬くなって痛みとなります

自律神経による不調

背骨には自律神経の束である『自律神経節』というものがあります。猫背の方は背骨に負担がかかりやすいので自律神経にも影響が出てしまいやすいのです

背中が硬い人は、倦怠感や疲労感、不眠などといった自律神経に関与した症状が出るケースが多くあります

内臓・婦人科疾患

背中が丸まると内臓の収まっている胸郭という空間が狭くなってしまい、内臓が圧迫されてしまいます

圧迫されたことにより肺・気管支などの呼吸器、心臓、肝臓・胆のう・胃などのみぞおち付近の臓器はもちろん、膀胱・子宮などの下腹部付近においても負担がかかってしまい症状を引き起こしてしまうこともあります

スポーツ障害・パフォーマンス低下

猫背になると関節の可動域(動く範囲)が狭くなってしまいます。特に肩や股関節は著名に出ます

その結果スポーツパフォーマンスの低下、さらには怪我や障害へ繋がります。特に野球や水泳などの肩関節をフルに使用する運動ではそういった症状が出やすい傾向にあります

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