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肩関節周囲炎・凍結肩(四十肩・五十肩)

肩関節周囲炎・凍結肩(四十肩・五十肩)

肩関節周囲炎・凍結肩(四十肩・五十肩)とは?

一般的に四十肩・五十肩40歳以降頻発します。近年は画像検査や関節鏡検査などの進歩により、腱板損傷や肩峰下滑液包炎などを除外した、原因が不明で肩の関節包滑液包靭帯腱など炎症が起こり肩関節の疼痛運動制限をきたす疾患をいいます。

肩関節周囲炎・凍結肩(四十肩・五十肩)の症状

四十肩・五十肩

40歳以後でとくに50~60歳代によくみられます。急に痛みを覚える場合や徐々に痛くなる場合があります。髪をとかすときやエプロンのひもを結ぶとき、洗濯物を干す動作時ズボンをあげる動作などに痛みや運動制限がみられます。

  • 急性期(炎症期)
  • 拘縮期
  • 回復期(寛解期)

急性期(炎症期)(約2~9ヶ月)

疼痛が最も強い時期で、肩関節周囲の痛みや上腕に放散痛夜間の痛み

  • 肩関節の前方や深部の痛み
  • 上肢に放散痛
  • 昼夜を問わず痛みの持続
  • 夜間痛のための睡眠障害
  • 衣服の脱着時の痛み

上記の項目に当てはまる方は肩関節周囲炎かもしれません

拘縮期(約4~12ヶ月)

肩関節の拘縮が完成する時期で、肩関節の可動域が減少する。日常生活での動作が不便になり、寝返り時による痛みなども強い。

回復期(寛解期)(約6~9ヶ月)

日常生活動作での痛みや就寝時の痛みが和らいできて、拘縮が徐々に寛解してくる。

どこで診てもらう?

「肩が上がらない」「肩が痛い」ということで、その症状がすべて四十肩・五十肩というわけではありません。
はじめに説明しましたが、原因がはっきりしない肩関節の疼痛と運動制限をきたす疾患を四十肩・五十肩といいます。四十肩・五十肩といって来院される方の中には、頚椎が原因のこともあります

肩関節の疾患でいえば、肩峰下滑液包炎石灰沈着性肩峰下滑液包炎腱板炎腱板断裂石灰沈着性腱板炎上腕二頭筋長頭腱炎烏口上腕靭帯炎などと四十肩・五十肩は分けて考えなくてはいけません。

レントゲン検査やMRI検査などといった医療機関での診断をもって適切な治療を必要とする場合があります。

ご自分でご判断がつかないようでしたらお気軽にお問い合わせください。

四十肩・五十肩の治療

急性期-安静を保ち、冷シップや薬物療法などで痛みの出る動作の禁止

拘縮期-関節拘縮を防ぐため、徐々に運動範囲をこころがけるように温めた後にストレッチなどを中心
    に行う

回復期-積極的にストレッチなどを行い積極的に動かしていく

 当院では鍼に通電する「腋窩神経パルス」をお勧めします!

腋窩神経パルス

【なぜ腋窩神経パルスなのか?

腋窩神経に支配される組織には、肩関節の周囲にある三角筋、小円筋、肩峰下滑液包、上腕二頭筋長頭などがあり、肩の外側や上腕の外側部の皮膚に感覚を伝達します。
腋窩神経五十肩の痛みのもとになる組織に影響を与えていることがわかると思います。

前述したとおり、四十肩・五十肩になると肩の関節包滑液包靭帯腱などに炎症が起こっているので、腋窩神経QLSQuadrilateral Space小円筋・大円筋・上腕三頭筋長頭・上腕骨で囲まれた間隙〕に鍼を打って通電することで、腋窩神経が支配している組織に鍼通電の鎮痛効果が加わり痛みの軽減につながります。

腋窩神経

腋窩神経

QSL

腋窩神経パルス

腋窩神経パルスの1症例

薬物療法・注射療法

病院で一番多い治療法です。炎症や痛みを促す物質をくすりを使って邪魔をすることで痛みや炎症を抑
えます。痛めた部分の回復は身体の自然治癒に任せることが多いです

つまり痛めた部分を治すのではなく、現れた症状に対して行う対症療法です

症状が強ければ、ステロイド入り局所麻酔薬の注射をする場合もあるようです。

物理療法

ポラリスカイネpo-3i  

。病院のリハビリ室や接骨院で行う治療です。人の体に様々な物理エネルギー(電気治療や温熱、手技など)を与えることで症状を抑えたり、自然回復力を高たりする治療法です。

原因と症状どちらにも対処出来る治療法なので薬物療法よりも優れている様に思えますが、患者さんによって効果に違いがあるため一概に物理療法の方が良いとは言えません。

回復期に温めると症状が楽になる場合は、当院ではラジオ波を使用して関節可動域を拡大させるように行います。

運動療法

こちらも病院のリハビリ室や接骨院、また自分でも出来る治療法です。馴染みある言葉で言うとストレッチや筋力トレーニングですね

再発防止として注目されがちですが、人間の体はある程度刺激を受けた方が回復が早いと言われています。物理療法ほどではないですが運動療法もその一つです

ただし炎症を引き起こす原因にもなり得ますのでタイミングや負荷、方法など注意が必要です。炎症を起こさない範囲での運動の判断は難しいので独断ではなく病院や接骨院などで指導を受けて行った方が良いでしょう

手術療法

原因を直接とり除いたり、内部から固定することで症状を改善させます。手術自体が様々なリスクを伴うので痛みが強くて生活が出来なかったり、色々な治療をしても改善されなかった時などの最終手段としてとることが多い治療法です

参考文献)南江堂 整形外科学 (改訂第3版)社団法人全国柔道整復師協会 監修
     南江堂 柔道整復学・理論編(改訂第6版)公益法人全国柔道整復師協会 監修

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